春日井市にある乳腺外来でできる!受けておきたいおすすめの検査
乳腺外来ならどこでも受けられる若い女性の乳腺の状態を把握しやすいエコー
エコー(超音波検査)は、乳腺外来ならほぼ必ず受けられる検査です。エコーは超音波を当てる検査で検査時の痛みや放射線の被ばくがなく、妊娠・授乳中の方でも安心して検査が受けられます。
エコー検査で分かるのは、しこりの形状や広がり具合です。特に30代以下の若い女性の方は乳腺が多いため、しこりを把握しやすいエコー検査が推奨されています。近年はしこりの硬さまで判別できるエコーも登場しており、悪性度の判断もできるようになりました。
乳腺外来ならどこでも受けられる石灰化を見つけやすいマンモグラフィー
マンモグラフィは、乳房をレントゲン撮影する検査です。触診やエコーでは分からない小さながんや、乳がん特有の石灰化を見つけることができます。エコーに比べると精度が高く、80%程度のがんを発見できるのが特徴です。
マンモグラフィは乳房全体の状態を把握するのに向いていますが、30代以下の若い女性の場合は乳腺が多いので、しこりが移りにくいことがあります。また、放射線を使用するため、妊娠中・授乳中の方は検査ができない点に注意しましょう。
乳がんの診断に有用なMRI検査
MRI検査も乳がんの診断に用いられます。MRIは痛みや放射線の被ばくの心配がなく精度の高い検査が可能です。また、検査着のままで良く、エコーやマンモグラフィのように胸を見られることもありません。
MRIは乳がんの診断に適している検査ですが、保険外診療となるため、検査のコストは他の方法に比べて高価です。また、妊娠中やペースメーカーなどの体内医療機器を使用している場合は利用できません。現状では人間ドッグでの診査や術前検査など、限られた範囲で行われています。